東京:ウェスタンデジタル社と日本のキオクシアホールディングスが、世界最大のチップメーカーの一つを設立する交渉を打ち切った、と日経新聞が木曜日(10月26日)に報じた。
同紙によると、米国に本拠を置く同社は同日、キオクシアの間接株主であるSKハイニックスから合併の承認が得られなかったため、交渉を打ち切るとキオクシアに通知したが、情報の入手先は明らかにしなかった。
両社はキオクシアの筆頭株主であるベインキャピタルとも条件に合意できなかったと報告書は付け加えた。
両社のフラッシュメモリ事業を統合することは、首位サムスン電子と並んで世界のNANDフラッシュメモリ市場の3分の1を支配することを意味し、世界第3位のフラッシュメモリメーカーである韓国のSKハイニックスの地位を脅かす可能性がある。
ウエスタンデジタル、キオクシア、ベインキャピタルはロイターのコメント要請にすぐには応じなかった。
このニュースを受けてウエスタンデジタル株は12%下落した。
両社は、世界的なチップ供給過剰とフラッシュメモリチップの需要低迷に直面して合併を模索し、チップメーカーに対する統合への圧力が高まっていた。
キオクシアとウエスタンデジタルは2021年から合併交渉を行っているが、評価額の相違など一連の問題により交渉が行き詰まることが多い。
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