日本の岸田文雄首相が国連総会および関連会議や行事に出席するため来週ニューヨークを訪問すると政府が金曜日に発表した。
外務省によると、水曜日の内閣改造で就任した上川陽子外務大臣も、外務大臣として初の外遊で同市を訪問する予定である。
松野博一官房長官は記者会見で、岸田氏は総会で演説し、核軍縮、ウクライナ戦争、持続可能な開発目標など世界的問題に関連する行事に参加する予定だと述べた。
岸田氏は火曜日からの3日間の訪問中、総会の合間に他の世界の指導者らと二国間会談を行う予定だと政府最高報道官が述べた。
この集会は、国連が国際紛争、特に拒否権を持つ安全保障理事会の常任理事国であるロシアが昨年2月に開始したウクライナ戦争に関連した紛争への対処において機能不全に陥っていると見なされている中で開催される。
岸田氏は総会機関の「改革を含め、国連の機能を強化する取り組みの重要性を強調する」ことを求めていると松野氏は付け加えた。
2023年9月15日、東京の外務省で記者会見する上川陽子外務大臣(共同通信)
上川氏は金曜日の別の記者会見で、月曜からニューヨークで始まる5日間の滞在中に、先進7カ国外相会議の議長を務め、その他の行事に参加すると述べた。
林芳正氏の後任として約20年ぶりに日本初の女性外務大臣となった上川氏は、アントニー・ブリンケン米国務長官およびインドネシアやオーストラリアといった他国の国務長官らと二国間会談を行う予定だとも述べた。
上川氏は「日本は今年G7議長として、法の支配推進において中心的な役割を果たすべき国連の重要性について力強いメッセージを発信していく」と述べた。
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