気象庁によると、大雨雲の帯は夜から朝にかけて発生するケースが多かったという。
気象研究所は昨年までの14年間に国内で確認された大雨雲帯496件を調べた。
研究者らによると、九州や四国地方の太平洋側と紀伊半島では、多数の雨雲の帯が観測され、それぞれ20件以上発生したという。
それによると、雨季の6~7月に251件と全体の約半数が発生した。
時間帯としては午後6時から午前9時までに全体の78%にあたる388件が発生した。
研究者らはまた、雲が主に午後11時ごろと午前3時から午前6時にかけて観察されたとも述べている。
2012年7月に九州北部に甚大な被害をもたらした豪雨では、午後11時から深夜にかけて雲が発生した。
研究者らは、なぜ夜から朝にかけて激しい雨雲が多く発生するのかを研究していると述べた。
同研究所幹部の加藤輝幸氏によると、朝起きて洪水に見舞われたが、夜に雨が降っていなかったために避難できなかったケースもあったという。 大雨が予想される場合は、気象情報や自治体からの注意報をこまめに確認し、必要に応じて避難を検討することが重要だと強調する。
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