イスラエル軍はガザ地区のアル・シファ病院に進軍しているが、同病院の地下にはイスラム組織ハマスの重要な拠点があるとしている。

イスラエル軍はガザ北部で激しい攻撃を続けている。 土曜日、イスラエル海軍部隊がハマスの武器保管施設とインフラを攻撃したと発表した。

アル・シファ病院で活動する国際NGO「国境なき医師団」はオンライン記事で、病院への攻撃が「大幅に激化している」と述べた。

ガザ最大の病院には数千人の住民が避難していると言われている。

木曜夜から金曜にかけてそこで起きた爆発では13人が死亡した。

国境なき医師団は、重篤な状態で移動できない患者を含め、多くの患者が依然として入院していると述べた。

ガザ保健当局の報道官は土曜日、病院は燃料不足のため医療活動の中止を余儀なくされたと発表した。

一方、イスラエル軍報道官は土曜日、ガザ北部の住民に対し飛び地の南部に避難するよう警告した。 同氏は午前10時過ぎにソーシャルメディアで警告を発した。

イスラエル軍は人道的理由からジャバリア難民キャンプでの軍事活動を４時間停止すると発表した。

関係者らは、この措置はイスラエルと米国の間で木曜日に達した、毎日4時間の戦闘休憩を規定する合意を反映している可能性があると述べている。

国連人道問題調整事務所は、金曜日にさらに3万人がイスラエル軍が指定したルートを経由してガザ地区南部に避難したと推定している。

道路沿いで複数の爆発があったと報告されており、さらなる死傷者が出るのではないかとの懸念が高まっている。