パキスタンとイランの外相は、いわゆる武装目標への国境を越えたミサイル攻撃後に高まった緊張を克服するために、安全保障協力を拡大することで合意した。

イランのホセイン・アミール・アブドラヒアン外相はパキスタンを訪問し、月曜日、同国のジャリル・アッバス・ジラニ外相と会談した。

会談後の記者会見で両大臣は、テロとの戦いで協力することで一致したと述べた。 アミール・アブドラヒアン首相は、テロリストに両国の安全を危険にさらす機会を与えないと「非常に大きな声で」発表するためにパキスタンを訪れたと述べた。

パキスタンのジラニ外相は、両国間には強力なコミュニケーションチャンネルなどの制度があり、これらを十分に活用すべきだと強調した。

同氏は、事前に合意した連絡担当官を「早ければ」両国に駐留させると付け加えた。

イランは１月１６日、イスラム教スンニ派武装勢力が使用する基地と主張する場所を標的にミサイル攻撃を実施した。 パキスタンはその２日後、イラン側の分離主義武装勢力の拠点を標的にしているとしてドローン攻撃で反撃した。

国境地帯の治安は依然不安定だ。 イラン外務省は、土曜日に同国の南東部でパキスタン人９人が正体不明の武装集団に射殺されたと発表した。