ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナがロシア側に受け入れられる不可逆的な措置を講じることに同意しない限り、ロシアは停戦に同意することはできないと述べた。

プーチン大統領は木曜日、上海協力機構首脳会議に出席した後、カザフスタンのアスタナで記者団に語った。

ロシアはウクライナ戦線で攻勢を強めている。 停戦の可能性について質問されたプーチン大統領は、敵が自国の地位や武器、装備を改善するために停戦を利用することをロシア政府は許すことはできないと述べた。

プーチン大統領は「ロシア連邦が容認できる不可逆的な措置を取ることに敵対側が同意するようにしなければならない」と強調した。 »

同氏は、そのような合意がなければ停戦は不可能だと付け加えた。

プーチン大統領は先月、キエフが軍隊の撤退に同意し、紛争の中でロシアが一方的に併合したウクライナ東部と南部の４地域から撤退を開始すれば、和平交渉に同意すると述べた。

ウクライナはこの考えを断固として拒否した。

核軍縮に関する米国との戦略的対話について質問されたウラジーミル・プーチン大統領は、米大統領選の真っ最中にロシアと米国の間で建設的な対話を行うことは不可能だと断言した。 同氏は、ロシアは11月の選挙の結果を待つつもりだと付け加えた。