2023年7月24日、ロシアのモスクワで報告されたドローン攻撃により損傷した建物を示すビュー。
2023年7月24日午後1時31分(日本時間)
ロシア国防省は月曜日、モスクワ市長が2つの建物が攻撃されたと述べ、メディアが国防省の建物の近くで破片が発見されたと報じたことを受けて、月曜日、ウクライナがモスクワを「テロリスト」の無人機で攻撃したと非難した。
国防省はメッセージアプリ「テレグラム」で、ドローン2機が「降下され、墜落した」と発表した。
セルゲイ・ソビャニン市長は自身のメッセージアプリ「テレグラム」で、午前4時(日本時間午前1時)頃に非住宅建物2棟が被害を受けたと述べ、「重大な被害や死傷者」は出なかったと付け加えた。
ドローンが撃墜された際に建物に衝突したのか、それとも意図的に建物を狙ったのかは不明だ。
国防省も市長もドローンが迎撃された場所については明らかにしていない。
ロシア国営通信は救急サービスの話として、モスクワ中心部を走るコムソモリスキー通りの建物付近でドローンの破片が見つかったと報じた。 現場は国防省の建物から約2キロ離れている。
ロシア通信社の報道によると、高層オフィスビルが被害を受けたモスクワ南部のコムソモリスキー通りとリハチェフ通りは通行止めとなった。
リハチェフ通りの超高層ビルの近くに住む若い女性、ポリーナさんは「眠っていたら爆発音で目が覚めた。すべてが揺れ始めた」と語った。
ロシア国防省のテレビ局ズベズダは、テレグラムチャンネルに、上層階の窓が欠け、構造物が損傷した高層ビルを映す短いビデオを投稿した。
ロシア治安部隊と関係のある他のロシア電報チャンネルは、コムソモリスキー通りと称する場所で割れたガラスやコンクリートの動画を投稿した。
この攻撃疑惑は、ウクライナ南部のオデッサ港に対するロシアによるほぼ一週間にわたる継続的な砲撃の後に発生したもので、日曜日にはミサイルにより1人が死亡、数十人が負傷し、歴史ある正教会の大聖堂が深刻な被害を受けた。
キエフからは直ちにコメントは得られていない。 ウクライナはロシア国内やロシアが支配するウクライナ領土への攻撃に対する犯行声明をほとんど公に主張していないが、ここ数カ月はロシアの軍事インフラの破壊がキエフの反撃を助けていると述べている。
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