東京 — 日本の厚生省は、消費者に食中毒に注意するよう呼び掛ける一方、食品廃棄物を減らすために食べ残しを持ち帰る必要性についてレストランやダイナー向けにガイドラインを発行する予定だ。
厚生労働省の作業部会は7月26日に初会合を開き、ガイドラインは細菌の増殖による食中毒の予防に重点を置くことを確認した。 同省は来年度にこれらのガイドラインを導入することを目指している。
同省は現在、持ち帰りの場合、刺身などの生ものは避け、食べ物を容器に移す際には清潔な箸を使うよう勧告している。 しかし、食中毒のリスクを懸念し、テークアウトの推進に消極的な飲食店も多い。
研究会は会合で、消費者が食べ残しを自己責任で持ち帰ることや、ガイドラインで飲食店と客が衛生上の注意事項について共通理解を確保することを確認した。
レストラン業界の関係者は、指導者らがこの取り組みに関する決定を遅らせている可能性があると指摘した。 消費者協会の会員も次のように述べています。「消費者と企業にとって物事を容易にすることが重要です。 注意事項を解説したキットを無償配布するなど、取り組みの周知を検討する。 »
日本政府は、食品廃棄物を2030年度までに2000年度比で半分の489万トンに削減するという目標を掲げている。この目標は2022年度に初めて達成され、廃棄量は約472万トンまで減少した。しかし政府はさらなる削減を目指している。
【肥沼直宏】
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