日本、サッカーファンにワールドカップ予選のために北朝鮮に旅行しないよう警告

先月カタールで開催されたアジアカップに参加した日本のファン(Giuseppe CACACE)

先月カタールで開催されたアジアカップに参加した日本のファン(Giuseppe CACACE)

日本はサッカーファンに対し、来週平壌で開催されるワールドカップ予選に向けて「敵対的な」北朝鮮への渡航を試みないよう警告した。

東京の外務省は、2011年以来初めて北朝鮮で両チームが対戦する3月26日の試合の観戦を「一般国民に控えるよう強く要請」した。

「ご存知のとおり、北朝鮮は日本に対して敵対的な見方をしており、一般国民の旅行は推奨されていない」と同氏はX(元ツイッター)で述べた。

日本と北朝鮮は木曜日、来週の復帰戦を前に、2026年ワールドカップの予選で東京で対戦する。

日本は長年、国民に対し北朝鮮への旅行をしないよう勧告してきたが、明示的には禁止していない。 両国は外交関係を維持していない。

もしいるとしても何人のファンが旅行を試みるかは不明だ。 そのためには北朝鮮のビザが必要となる。

しかし、日本の放送局NHKの報道によると、試合には政府関係者14名と少数のメディアが日本チームに同行する予定だという。

パリ五輪女子予選の第1戦は先月、北朝鮮の首都からサウジアラビアの中立地まで行われた。

両国関係は、1910年から1945年にかけての日本の朝鮮半島の残忍な占領に対する賠償問題や、最近では日本の領土に対する北朝鮮のミサイル攻撃などの問題で長く緊張してきた。

1970年代と1980年代に北朝鮮工作員が日本人を拉致し、スパイに日本語や習慣を強制的に訓練させたことも、長年の主要な争点となっている。

木曜日の東京での試合には、日本の長年にわたる韓国人コミュニティ(約30万人)から大規模な北朝鮮ファンが参加すると予想されている。

そのほとんどは、日本による朝鮮半島の植民地化中に自宅から連れ去られた民間人の子孫である。

tmo-stu/pst

Sada Kazuhiro

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