米国、フィリピン、日本が初の合同海軍演習を開催 | アジア太平洋ニュース | アルジャジーラ

米国、日本、フィリピンの沿岸警備隊は南シナ海の海域で合同海上演習を実施する。 中国の地域活動の拡大を懸念する中、3カ国がこのような演習を企画したのは初めて。 そして影響力。

演習はフィリピンのバターン州沖で行われ、6月1日に始まり6月7日まで続く。

この演習は、米国がこの地域での軍事外交を強化し、南シナ海、台湾海峡周辺海域、太平洋海域で同盟国やパートナーとの軍事演習をより頻繁に実施しようとしている中で行われる。

同様に、中国は戦略海域での軍事演習を増やしている。

中国は今年、ラオス、シンガポール、カンボジアと軍事演習を実施しており、今月インドネシアが主催する多国間海軍演習に軍艦を派遣する予定である。

フィリピン沿岸警備隊のアルマンド・バリロ報道官は月曜日、マニラで記者団に対し、今回の三か国合同軍事演習は米国と日本の主導で行われ、オーストラリアもオブザーバーとして参加すると述べた。

同氏はまた、フィリピンの船舶4隻、米国の船舶1隻、日本の船舶1隻が捜索救助協力と法執行活動の強化を目的とした演習に参加すると述べた。

日米は今年2月の海上共同演習開催に向け、フィリピンへの接近を始めた。 同月、フィリピンは南シナ海での活動について中国を非難したが、中国は同地域に対する自国の主権を主張した。

「これは沿岸警備隊の間で定期的に行われている活動です」とバリロ氏は語った。 「仲間と一緒に演習を企画するのは何も悪いことではありません。」

米国、日本、オーストラリアは定期的に中国の南シナ海の軍事化を非難しており、昨年フェルディナンド・マルコス氏がドゥテルテ氏の後任としてフィリピン大統領に就任して以来、フィリピンとのより緊密な関与を模索してきた。

太平洋の戦い (アルジャジーラ)

フィリピンはこれらの戦略海域における中国の行動に不満を抱いている。 報道によると、中国沿岸警備隊の船舶は第二トーマス礁に進入したフィリピン船舶を追い払うために「軍用レーザー」を使用した。

バリロ氏は、今後の海上演習には模擬海賊対処作戦が含まれるほか、大量破壊兵器を搭載した船舶を迎撃する演習も含まれる可能性があると述べた。

中国はまた、南の隣国との軍事関与を深めることにも取り組んでいる。

今年5月、中国は内陸の隣国ラオスと異例の合同軍事演習を実施したほか、南シナ海南端のシンガポールとも共同演習を実施した。

今年3月、中国とカンボジアは初めてカンボジア海域で軍事演習を実施した。

中国国防省は水曜日、多国間共同海上演習「コモド2023」に参加するため、ミサイル搭載軍艦「湛江」と「許昌」をインドネシアに派遣すると発表した。

インドネシアは北朝鮮、ロシア、韓国、米国を含む47カ国に6月4日から8日まで開催される演習への参加を招待している。

中国はまた、カンボジア、ラオス、マレーシア、タイ、ベトナムを含む一部のASEAN(東南アジア諸国連合)諸国と「アマナ友宜-2023」と名付けられた共同軍事演習を開催する予定だ。

中国と米国の関係は常に緊張している。 世界二大経済大国である両国は、台湾海峡や南シナ海などの問題のあらゆる側面で摩擦や相違を経験している。

Kubo Sayuri

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