金曜日、京都の下京区にあるデュシタニ京都ホテルのオープニングセレモニーでテープカットをするデュシット・インターナショナルのスパジー・ストゥンプン最高経営責任者(右から3人目)。
2023年9月6日日本時間午前6時
【京都】パンデミック後に日本に戻る外国人観光客の増加を受け、京都や大阪で東南アジア企業が運営するホテルが相次いでオープンしている。
東南アジアの経済成長と円安を背景に同地域からの観光客が流入しており、2025年には大阪・関西万博の開催も予定されており、今後もホテルのオープンはしばらく続くと思われる。
金曜日、タイを代表する高級ホテルブランド「デュシタニ」が京都市下京区に開業したホテルのオープニングセレモニーが行われた。
JR 京都駅から北に約 700 メートル、客室数 147 室のデュシタニ京都は、ユネスコ世界遺産の西本願寺の近くにあります。 館内には、ミシュラン 1 つ星タイ料理レストランのシェフが監修するレストランと、タイ式健康療法を提供する美容サービスが含まれています。
デュシタニ京都のプレミアスイートの価格は1泊約20万円です。
最も広いインペリアルスイートは170平方メートルで1泊約70万円、日本庭園を望むプレミアスイートは1泊約20万円。
ホテル運営会社デュシット・インターナショナルのゼネラルマネジャー、スパジー・ストゥンプン氏は、ゲストはタイの優雅さと京都の洗練されたおもてなしの両方を体験できるだろうと語った。
デュシットは6月に別のホテル、114室のアサイ京都四条をオープンしたばかりで、デュシタニ京都はわずか3か月で2軒目のホテルとなる。
シンガポールの企業バンヤン ツリー ホールディングス リミテッド同社は1年前に日本に初進出し、ダワとガリヤのブランドで京都に2軒のホテルをオープンした。 2024年春には主力ブランドの「バンヤンツリー東山京都」をオープンする予定だ。
同じくシンガポールのカペラホテルグループは、2025年夏にホテルをオープンする予定だ。
東南アジアのホテル運営会社の多くが日本市場に進出するのは京都が初めてである。 日本での事業拡大に対する強い意欲の背景には、東南アジアの経済成長に後押しされて日本への観光客が増えていることが挙げられる。
日本政府観光局の速報値によると、7月には東南アジア7カ国から約23万人が日本を訪れ、前年同月の4倍となった。
この数字は韓国や台湾に比べるとまだ低いものの、シンガポール、インドネシア、フィリピンからの訪問者はパンデミック前の2019年と比べて9%から36%増加しました。
東京、京都、大阪、広島の主要都市を通るいわゆるゴールドロードは、外国人観光客に人気のルートです。
これらの旅行先の中で、ホテル経営者が京都を選ぶのは、京都が世界クラスの観光地であり、企業のブランド促進に役立つからです。
バンヤン ツリーの会長兼最高経営責任者(CEO)のエディ・シー氏は、京都は歴史的建造物と文化が豊富なため、常に訪問先リストのトップにあると述べた。
大阪の人工島・夢洲で開催される大阪・関西万博に向けて、大阪でも新しいホテルがオープンしている。 センタラ ホテルズ&リゾーツは7月に浪速地区に「センタラグランドホテル大阪」を開業し、カペラホテルグループは2025年春に中央地区に「パティーナ大阪」を開業する予定だ。
観光関係者は「ヒルトンやフォーシーズンズなど洋風ホテルはいずれも関西にあるようだ」と話す。 「経済成長を続ける東南アジアのホテルが進出する時期が来たようだ。 »
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