韓国、日本の福島原発廃棄計画への対応を近く発表へ

[ソウル 3日 ロイター] – 津波で破壊された福島第一原発を国連の核監視機関が海洋放出する日本の計画を承認したことを受け、韓国政府はできるだけ早く独自の対応を発表する予定だと明らかにした。

国際原子力機関(IAEA)は2年間の審査を経て、日本の計画は世界的な安全基準を満たしており、「人々と環境への放射線影響は無視できる」と述べた。

韓国政府政策調整室のパク・クヨン次官は、IAEAは国際的に認められた機関であるため、同国はその調査結果を尊重していると述べた。

朴氏は、韓国政府が独自の見直しを発表する際には、日本の下水処理計画に対するIAEAの見直しについての評価を示すと述べた。

朴大統領は記者会見で「政府はできるだけ早く発表できるよう最善を尽くしている」と述べた。

韓国と東京はここ数カ月、歴史的紛争によって損なわれた関係を修復するための措置を講じてきたが、最も近い隣国では日本の下水投棄計画が依然として物議を醸しており、一部の消費者は拒否前に海塩をあさっていた。

韓国の鄭黄根(チョン・ファングン)農相は火曜日、汚染に対する国民の懸念が薄れない限り、損傷した福島原発周辺地域からの日本産食品の輸入禁止を解除しないと述べた。

現在日本にいるIAEAのラファエル・グロッシ事務局長は7月7日から9日まで韓国を訪問し、日本の計画的放水に関する同機関の調査結果を説明する予定だ。

(取材:チェ・スヒャン、編集:エド・デイビス)

Sada Kazuhiro

「読者。ポップカルチャー愛好家。旅行実務家。Twitterの専門家。コーヒーの伝道者。」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です