世界保健機関(WHO)が発表した「世界保健統計2023年版」によると、日本人の平均寿命は84.3歳で世界第1位となっている。 日本人の長寿の理由は、健康的な食事の文化や充実した医療制度に加え、定期的に健康診断を受ける文化があると考えられています。 人間ドックはがんなどの病気を早期に発見するだけでなく、体の状態を把握して病気を予防することも大切です。 しかし、新興国では検査機関が少なく、定期的に健康診断を受ける文化がまだ根付いていません。
富士フイルムは、IT分野を中心に経済成長が著しいインド南部のハイデラバードに新たなNURAセンターを開設します。 NURAは、地域住民や近隣の企業・医療機関の従業員に向けて、質の高い日本型人間ドックサービスを提供していきます。 また、NURAは日本マイクロソフト株式会社と連携し、AI技術を活用した健康診断結果のフィードバックや健康診断後のフォローを支援するAIアシスタントアバターの研究を推進していきます。 富士フイルムは、人間ドック検査サービス事業の拡大により、インドをはじめとする新興国における人間ドック文化のさらなる浸透を目指します。
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