[12月1日 ロイター] – アジア冬季競技大会の主催者らは、秘密主義国家である同国の国民が現在日本への入国を禁止されている中、来年の札幌での競技参加を許可するよう北朝鮮からの要請を検討している。 組織委員会が共同通信社に語ったところによると、北朝鮮は男子ショートトラックスピードスケート競技会と男女フィギュアスケート競技会への参加登録を提出した。 日本は今年初め、4回目の核実験と長距離弾道ミサイル発射を受けて北朝鮮人の入国を禁止しており、大会主催者らは北朝鮮の要請に対する指針を待っている状態となっている。 組織委関係者は記者団に「スポーツ庁など関係機関と対応を協議している」と述べた。 2月19日から26日まで開催される第8回大会には、大陸全土から約2,300人の選手や関係者が日本を訪れる。 同関係者は「政府の判断を求めたい。競技数が限られているので(選手の)数は多くない」と述べた。 禁止にもかかわらず、東京は北朝鮮女子サッカーチームが2月に大阪で行われるオリンピック予選に出場することを許可した。 (バンガロールのデバンジャン・ボーズによる報告、ジョン・オブライエンによる編集)
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