改革派のトップと穏健派がイラン大統領候補として失格

イラン政府は、6月28日の大統領選挙に立候補する権限を与えられた6人のリストを明らかにした。 主要な改革派と穏健派の候補者のほとんどが失格となった。

内務省は日曜日、先月のヘリコプター事故によるエブラヒム・ライシ大統領の死を受けて召集された選挙の候補者リストを発表した。

80人が応募した。 イスラム法学者などからなる委員会であるガーディアン評議会は、国のイスラム体制への忠誠心など資格を審査した上で、候補者として承認したのは6人だけだった。

その中には、イスラム革命防衛隊に所属していた国会議長のモハマド・バケル・カリバフ氏も含まれていた。 彼はライシ氏と同じく筋金入りの保守派で、その政権は西側諸国とあからさまに矛盾していた。

リストには、もう一人の保守強硬派サイード・ジャリリ氏も含まれている。 彼は国防と外交問題を担当する最高国家安全保障会議の書記を務めていた。

議会副議長兼保健大臣のマスード・ペゼシキアン氏にも立候補が認められた。 彼は西側諸国との対話を求める改革主義者である。

しかし、他の主要な改革派や穏健派は理由は不明だが失格となっている。

恵まれない人々の間で人気があったマフムード・アフマディネジャド元大統領も出馬を許可されなかった。

2021年の前回大統領選挙の投票率は48.8%で、1979年にイランにイスラム支配層が到来して以来最低となった。多くの人々は、主要な改革派や穏健派が投票資格を剥奪されるのを見て不満を抱き、投票しなかった。

内務省は、今後の世論調査に向けた運動が日曜日に正式に始まったと発表した。

Chinen Kazuki

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