中国は、ハマスやファタハを含むパレスチナ諸団体が統一暫定政府の樹立に向けて取り組むことで合意したと発表した。

中国は和解について話し合うため、日曜から火曜まで北京で開かれる会合にパレスチナ人14団体の代表を招待した。

中国外務省は、両団体がガザ地区とヨルダン川西岸を統治する国民総意の臨時政府樹立に向けて取り組むことで合意したと発表した。 挙国一致政府はパレスチナ自治政府の枠組みに基づくことになる。 両首脳はガザ再建に向けて取り組むことでも合意した。

ガザ地区を支配するハマスとヨルダン川西岸のパレスチナ自治政府を率いるファタハとの間で２００７年から紛争が続いている。

この紛争は、将来のパレスチナ国家樹立に向けた取り組みに大きな障害となっている。

ハマスとイスラエルの戦闘後のガザの将来に向けた統治体制を確立するため、この合意がハマスとファタハの和解促進に役立つかどうかが焦点となっている。

米国がイスラエル支援を続ける一方、中国は明らかにパレスチナ組織間の和解を仲介することで中東での影響力を高めようとしている。

中国外務省の毛寧報道官は、中国政府はパレスチナ諸団体ができるだけ早く国家統一と和解に基づく独立国家の樹立を達成することを望んでいると述べた。