オーストラリア首相の中国訪問計画

[シドニー 2日 ロイター] – オーストラリアのアンソニー・アルバニーズ首相は日曜日、中国訪問の日程を「適切な時期」に設定すると述べ、二国間貿易の重要性を強調するとともに、北京で拘束されているオーストラリア人ジャーナリストについて懸念を表明した。

オーストラリアの中道左派労働党政権が、外交関係が低迷していた2020年に一部のオーストラリア製品に課せられた中国による非公式の禁止と関税の解除を推進する中、アルバニア人の中国訪問を巡る協議が進行している。

訪問がいつ行われるかとの質問に対し、アルバニーズ首相は「適切な時期に日程を最終決定する」と述べ、次回の外遊は7月にリトアニアの首都ビリニュスで開催されるNATO首脳会議の際に行われると付け加えた。

アルバニーズ氏は、中国で拘束されているオーストラリア人が訪問前に解放されるかどうかについては明らかにしなかったが、2020年9月の逮捕以来北京で拘束されているオーストラリア人ジャーナリスト、チェン・レイ氏の釈放を改めて求めた。

公式記録によると、同氏はスカイニューステレビに対し、「チェン・レイ氏は釈放されるべきであり、オーストラリアへの帰国を許可されるべきだ」と語った。 アルバニーズ氏は、オーストラリアは「二大国」間の貿易におけるあらゆる障壁を撤廃することを主張し続けたと付け加えた。

同氏は、「真実は、中国に輸出することがオーストラリアの利益になるが、その輸出品を受け取ることも中国の利益になる」と述べた。

中国は5月、ドン・ファレル貿易相が北京訪問から帰国した数日後にオーストラリアからの木材輸入を再開する予定だと発表した。

12月のペニー・ウォン外務大臣の訪問に続き、数週間後に石炭輸送が再開された。

-ロイター

Chinen Kazuki

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