衆院国会は政治資金疑惑を受けて松野博一文官房長官の不信任決議案を否決した。
日本の最大野党である立憲民主党は月曜日、松野氏が政府報道官としての機能を停止したとして衆院に不信任案を提出した。
火曜日には全議場が動議を審議した。
立憲民主党の稲富修二氏は、松野氏が派閥の他の議員らとともに違法行為や脱税を繰り返しているのであれば議員としての資格はない、と述べた。
官房長官の更迭は政治への信頼回復への第一歩だと述べた。
主要与党・自民党の井上信治氏は、松野氏は政府の政策を真剣に実行しようとしていると述べ、松野氏を擁護した。
井上氏は松野氏に閣僚としての責務を果たすため、捜査に支障のない範囲で国民に説明してもらいたいと述べた。
その後、動議は採決にかけられた。 自民党と連立パートナーの公明党などが反対票を投じた。
野党の立憲民主党、日本維新の会、日本共産党、国民民主党、れいわ新選組などが賛成票を投じた。
松野氏は、故安倍晋三首相がかつて率いていた派閥を含む自民党内の派閥に関連した金融スキャンダルに関与した議員の一人である。
松野氏は自民党内で依然として最大勢力である安倍派に所属している。 同グループは、募金イベントのチケット販売ノルマを超えた会員に賄賂を支払った疑いが持たれている。
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