日本のトップ外交官がイスラエルとの電話会談でハマスの攻撃を非難

最新ニュース: 日本は自国民をイスラエルに避難させるため、ジブチに飛行機を派遣する計画


バンコク – 日本の上川陽子外相は木曜日、イスラエルのエリ・コーエン外相との電話会談で、パレスチナ過激派組織ハマスがイスラエルで行った「テロ攻撃」を非難した。

ハマスがイスラエルを攻撃して以来初めてとなる15分間の電話会談で、上川氏はコーエン氏に対し、過激派組織による「残忍かつ無差別攻撃」と民間人誘拐は「いかなる理由でも正当化できない」と語った、と日本の外務省は発表した。

同省によると、上川氏は「イスラエルが国際法に従って自国と国民を守る権利があるのは明らかだ」と述べ、できるだけ早く平穏が戻ることへの日本の期待を表明した。

ハマスは先週土曜日にイスラエルに奇襲攻撃を開始し、中東の石油供給に対する懸念が高まった。

メディア報道によると、木曜、ハマスの攻撃と、過激派組織が支配するガザ地区への地上侵攻の準備を進めているイスラエルによる報復により、2,700人以上が死亡した。

ガザ国境付近を移動するイスラエル軍車両、2023年10月12日(アナドル通信社/ゲッティ/共同通信)

一方、上川氏はコーエン氏に対し、紛争が激化する中、イスラエルにいる邦人の安全を確保するよう要請した。

松野博一官房長官は東京での定例記者会見で、イスラエルへの民間航空便の多くが運航停止となっているため、日本は土曜日にテルアビブ発ドバイ行きのチャーター便でイスラエル在住の国民を退避させると述べた。

日本は伝統的に紛争の双方と友好関係を維持してきたが、米国や他の主要7カ国経済圏はイスラエルに軍事支援を提供する意向を表明している。

テルアビブでアントニー・ブリンケン米国務長官はベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談後記者団に対し、米国はイスラエルを全面的に支援すると語った。 両首脳はまた、イスラエルの攻撃から逃れるパレスチナ人のための安全回廊を確立する可能性についても議論した。

日曜日から東南アジア4カ国を6日間巡る上川氏は、バンコクからコーエン氏に話を聞いた。 同氏はエジプト、ヨルダン、カタール、アラブ首長国連邦の外相とも電話会談を行った。


関連報道:

日本とタイの外相、経済関係強化を誓約

米国はイスラエルとハマスの戦争にもかかわらずアジアに集中できると主張

日本はイスラエル紛争において国民の安全を確保する


Chinen Kazuki

「Webオタク。テレビ中毒。ポップカルチャー愛好家。起業家。ベーコン忍者。受賞歴のあるインターネットオタク。」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です