パラグアイのサンティアゴ・ペーナ大統領はNHKに対し、パラグアイは世界が必要とする食糧安全保障を提供できると語った。
首都アスンシオンで日本の岸田文雄首相と会談する前に、ペナ首相は、この会談がパラグアイの可能性に対する日本の理解を促進するのに役立つとの期待を表明した。
同氏は、我が国は世界有数の食肉輸出国の一つであり、食肉を含む日本の農産物の市場アクセス拡大に関する交渉が加速することができれば非常に興味深いだろうと述べた。
同氏は、パラグアイは長年にわたって市場アクセスの改善を求めてきたと付け加えた。
外交面では、ペナ氏は日本および台湾との関係強化について語った。
パラグアイは南米で台湾と外交関係を維持している唯一の国である。
同氏は台湾が中国から嫌がらせを受けていると述べた。
同氏は、このような逆境がむしろ台湾が技術、特に半導体生産において世界的な大国になる原動力になったと付け加えた。
大統領は、民主主義の原則と価値観を共有する日本との関係は有益であり得ると強調した。 パラグアイを支援することで、この関係は台湾にも役立つと付け加えた。
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