南シナ海の係争海域におけるマニラと中国の間の緊張が高まる中、フィリピンはニュージーランドとの防衛協力を強化する計画を発表した。
フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領とニュージーランドのクリストファー・ルクソン首相は木曜日、マニラで会談した。
両国は共同記者会見で、相互後方支援協定の締結により軍事協力を強化する計画だと述べた。 フィリピンとニュージーランドはまた、2026年までに二国間関係を包括的なパートナーシップへと強化することで合意した。
マルコス氏は、自国が「我が国の地域の包括的な海洋安全保障に向けた我が国の取り組みに参加するというニュージーランドの友人の意向を認識し、うれしく思っている」と述べた。
ルクソン氏は、両首脳は「よりスムーズに連携できるよう」両国軍間の防衛関係を強化することに尽力していると述べた。
フィリピンは南シナ海で中国と長年の領土問題を抱えている。 中国は今月、東南アジア諸国との関係強化に向けた会合を開催した。
フィリピン、米国、日本は先週ワシントンで行った首脳会談で、南シナ海の海洋安全保障に関する協力を強化することで合意した。
フィリピンは民主主義諸国との協力を強化することで中国に対抗したいとみられる。
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